こんにちは!

いつもご覧いただきありがとうございます。

大阪府枚方市、ひらパーの近くにある個性ある子の個別指導塾フォレスト個別指導塾枚方校の西川です。

(発達障害、学習障害、不登校、グレーゾーンの児童生徒さんも大歓迎です!)

 今回は「子どもの自己肯定感を育てるために大人ができること」のお話です。

子どもには自分が選択した人生を幸せに生きる権利がある

お子さん幸せになってほしいなら、まずは子どもに夢を託さないようにしてください。

そもそも子どもは独立した人格です。

子ども自身が、自分で選択した人生を幸せに生きる権利があるし、義務がある。

それを、大人が自分の価値観で追い込むようなことをしたら、子どもはパニックを起こします。

 なかにはその方法でうまく伸びる子も多少はいるかもしれないけれど、ごく少数です。

人間は、とくに子どもたちは、無限の可能性を持っています。

その可能性の中で、学校の教員が評価できる体力・技術・知識・能力なんてほんの一部なんです。

ある子は、周りの人に対する優しさがピカイチかもしれないし、ある子は物の片付けが、

非常に優れてできるのかもしれない。

学校で教える教科だけが、その子の才能ではありません。

その子がいちばん優れて、いちばん自分が大事にしたいものを自分から見つけ出して、

それを伸ばすために栄養を与えるのが、本当の大人の仕事なのではないでしょうか。

子どもに大人の価値観を押し付けてはいけないと思います。

子どもが本当に幸せであるとはどういうことか。

実力の伴わない進学先を選ばせたり、苦手なことばかりを強いられたりするのはつらいだけです。

自分が本当に伸びるはずではないところで、無理やり伸ばそうとされるから、

心を病んでしまうこともあります。

( 無理を強いた結果がどうなるのか。)

子どもには、自分の持っている本来の姿と、葛藤(かっとう)しながらも調整して自分の生き方を決めていく力があります。

ところが、そこに大人が介入しすぎて、無理やり「がんばれ、やればできる」と言い過ぎてしまいます。

そして、思いどおりにいかなければ、その子どもたちは潰れるしかなくなるのです。

今、8050問題が非常に大きな社会問題になっています。

無理やり大学に入れても結局そこでついていけなくて、社会に出ても自信がなく、

心を閉ざして引きこもってしまった50代を、80代の親が面倒をみているという現実があります。

教育の原点というのは、子どもをつくり上げることではなく、子ども自身が自分の限界や自分の能力を知り、自分自身でそれを育んでいけるような環境や知識を周りに置いてあげることです。

そもそも、我が子は何ができなくたってかわいいと思います。

( 心を病まないために、規則正しい生活は大切)

子どもが潰れないようにするために、優先すべきは健康です。

規則正しい生活をしていない子どもが心を病むし、非行に走る原因にもつながります。

今は、深夜まで家族みんな起きているような家庭が当たり前で、

小学生でも夜11時や0時まで起きていることも少なくありません。

その結果、朝眠くて起きられず、何回か学校に遅刻するうちに、教室に入るのがおっくうになり、

だんだんに学校に通えなくなってしまうというケースはよくあります。

やはり規則正しい生活は非常に大事です。

体と心は一体です。風邪を引いて熱があったりおなかが痛かったりするときに、

遊園地に行こうとか、

買い物に出かけたいとは考えませんね。

失恋したりけんかしたりしたあとは、免疫力が低下して病気になりやすい。

逆に体調がよければ、考えることも明るくなる。体と心は常に一体です。

睡眠時間を優先して、そこから逆算して勉強の予定を立ててほしいと思います。

(ほめて、自己肯定感をつくり、自信をもたせる)

まずはほめて認めてあげてください。

こう言うと、「うちの子、ほめるところなんてないです」と言われたりしますが、んな小さなことでもいいんです。

とにかく今日子どもが家に帰ってきたら、

「今日は元気だったね、いい子だね」と言ってください。

そのときの目の輝きを見てくださいね。